前回に引き続き、古材を生かす!です。
今回は雨垂れ受けに注目です。

この1枚の写真の中には
注目していただきたい点がたくさんありますが・・・
先ずは雨垂れ受けですね。
向拝にだけ雨どいが設けてあり
その両脇に雨垂れ受けがあります。
生野石で出来た囲いの中に砂利を入れていますから
そのままでも何の問題も無いんですが、
古材を生かす!使わないのはもったいない!
だから、使われなくなった蹲(つくばい)を生かしました!!!

先ほどの左側のものは
四角形のよくある蹲ですが、
右側のものは、
近年までは外の香炉として使われていましたが、
元々蹲なのか何なのかは不明なものです。
ちょっと拡大して見てみましょう!

なんとここにも兎さん!
蛙股と同じように兎の模様がありました。
餅つきしながら一休み!といった具合でしょうか。
実に可愛らしくて素敵でしょ(笑