
棟上げの際に奉納する
棟札が書き上がりました。
上棟式の際に
ご祈念し、奥の院の棟に上げ
永くお堂を護るお札として
納めさせていただくものです。
棟札には、もう一つの大きな意味があります。
それは、数百年後にも
たとえ、建物が朽ち姿を消してしまう程の
途方もない年月の後でも、
いつ、どの住職の時代に
どのような思いや、願いを発し
どのような人々の力によって
お堂が出来たのか!
そんな事を伝えるタイムカプセルとして
お堂の屋根裏でじっと
人々の願いと歴史を抱え
後に伝えてくれる特別なお札なのです。
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