4月から3ヵ月に渡り行われた
ご本尊さまの特別開扉を終え
6月30日にはお寺の役員様方を迎え
御閉扉法要をしめやかに厳修いたしました。
夕方、住職と暫しの別れを惜しみつつ
お扉を閉めさせて頂きました。
期間中には多くの方々が各地よりお参りいただき
ご本尊さまとご縁を結んでくださいました。
宮殿のお扉一枚が、閉まっていようが、
ご本尊さまの功徳や、我々への慈眼が変わる事はなく!
同じく見守り、慈悲の御手を差し伸べてくださっているのに、
毎日いつでも拝する事の出来た
御尊顔が扉の向こうになってしまうと
なんとも寂しいものです。
また、ディスティネーションキャンペーン期間中、
美術館に特別公開していた
釈迦十六善神図(重要文化財)も
同じく終わせていただきました。
大きな事が一つ終わり、
ものすごい脱力感と寂しさに包まれています。
だからと言って易々と再び御開扉をさせていただく訳にもいかず
その代わりと言ってはなんですが、
美術館に、斎藤畸庵筆の山水図(豊岡市指定文化財)を
美術館には初の展示をさせていただく事に致しました!
この機会に是非どうぞ。